トイレを借りたいときに使える英語表現

とある英会話の記事で、何かの場所を知りたい時の丁寧な表現として、Do you know (Can you tell me) where the toilet is? という言い方が出てきました。

この記事で言いたかったことは、ここで Do you know where is the toilet? というのは文法的に間違っているというものでしたが、確かにこの主語と動詞の順番が入れ替わるルールは最初はわかりづらいですよね。

さて、実際の日常生活ではわざわざ Do you know とか Can you tell me とつけるのでしょうか?確かにこれらの方が丁寧な言い方ではあります。ただ、私が2年間ロンドンに住んでいた実感としては、トイレの場所を聞くくらいであれば、Where is the toilet? と単刀直入に聞いている方が多いと思います。特にレストランやパブ、またはデパート等ではこの方がしっくりきます。色々なネイティブが聞いているのを耳にしましたが、このようなシチュエーションでわざわざ回りくどい言い方をしていることはほとんどなかったと思います。なにより早くトイレ行きたいですし笑

クライアント先で受付で待っている時や長時間のミーティングの時などにトイレを借りることができるか聞くこともあります。その際は、toilet と直接的な表現を使わず、loo や ladies’ 等ぼやかした単語を使うことが多かったように思います。loo はイギリス英語です。

Can I use the loo? という感じです。こういうシチュエーションでは、相手先にお邪魔させてもらっている立場なので「場所を聞く」よりも「使わせてもらいたい」ことを伝える方が大切なので、こういう言い方になるのだと思います。日本語でも「お手洗いをお借りできますでしょうか」と言う方がしっくりくると思いますが、そのあたりのニュアンスは英語も日本語も共通しているかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。