English at Work 29: Putting the feelers out
BBCが提供する英語教材の BBC Learning English。その中でも私のお気に入りのEnglish at Workから気になるフレーズをご紹介します。
今回はEpisode 29: Putting the feelers out(飛び込み営業)です。アメリカからのボスである Mr. Socratesからの指令で欧州マーケットを開拓することになったAnnaたち。手始めに電話での飛び込み営業をしてみることになりました。
それではまず瞬間英作文テストです。
- 様子を探ってみる
- 飛び込みの営業電話をかけてみて、お客さんが今どんなものを買っているか探ってみよう。
正解はこちらです。
- Putting the feelers out
- Do some cold calling, see what people are buying at the moment.
日本語は直訳ではないのですべて一致している必要はありません。
1つめは、今回のエピソードのタイトルにもなっているイディオムです。feelers という単語には「触覚・触手」という意味があり、これを put out するということで、探りを入れてみるという意味になります。「探りを入れる」という場面は日常でもよくあると思うのですが、このイディオムは日本人にはあまり一般的ではないかと思いましたので紹介させていただきました。
2つめの cold calling は決まり文句で、「飛び込みの営業電話」です。日本でも「コールドコール」という呼び方で、マーケティングを専門にしている人にはすでに馴染みのある言葉かもしれません。興味度や、ニーズなどがまったくわからない「冷たい相手」にかけるのでこう呼ばれます。さらに今回は see で続けて、より意味のある文章になっています。 see what S+Vは本当によく使われるので、こうした例文をいくつも練習して、自然と使えるようにしていきたいものです。
http://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/english-at-work/29-cold-calling