English at Work 18: The email

BBCが提供する英語教材の BBC Learning English。その中でも私のお気に入りのEnglish at Workから気になるフレーズをご紹介します。

今回はEpisode 18: The email(Eメール)です。先日電話のマナーの教育を受けたAnnaですが、今度はEメールです。どうやらLime氏に送ったEメールの書き方が、SNSワード使いまくりのひどい内容だった模様です。

それではまず瞬間英作文テストです。

  • 送る前に誰かにチェックしてもらわなきゃ
  • 前回のEメールは、誰かが間違って送ったとLime氏が思ってくれることを願うばかりだな…

正解はこちらです。

  • I’d better get it checked before I send.
  • Hopefully Mr Lime will think your last message was just someone sitting on your keyboard by mistake.

日本語は直訳ではないのですべて一致している必要はありません。

1つめは、汎用性の高いフレーズです。「Had betterはきつい命令形なので使うな」、というのは今では有名な話ですが、一人称であればよく使います。また「〜してもらう」といいたいときは、「get+物+過去分詞」が日常生活ではよく使われます。こちらは学校ではあまり習わないので、練習してスムーズに使えるようになりたいものです。

2つめは少し長い文章ですが、おもしろい表現なので取り上げてみました。まず誰かのパソコンの前に座るという表現は “sit on someone’s keyboard” といいます。感覚的には “on” だとkeyboard の「上」になってしまうので “at” か?と思いましたが、”on” の方が一般的のようです。実はTOEICでも “on” で出てきたことがあります。ちなみに “at” で検索しても文例がありました。ただ、BBCでもTOEICでも “on” が使われているので、これが正解とみなしてよいのではないでしょうか。特に誰かを指定しない場合、sit on a keyboard、sit on the keyboard という具体ですね。

また、文章の後半部分の言いたいことの中心は、誰か他の人がメールを「書いた」「送った」ということのはずですが、write や send という動詞は出てこずに、出てくるのは sit だけです。sit という言うことで当然に write や send を連想させる、ということかと思いますが、口語ならではの省略ではないかと思います。

http://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/english-at-work/18-writing-an-email

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