English at Work 05: The Queen of Sheba

BBCが提供する英語教材の BBC Learning English。その中でも私のお気に入りのEnglish at Workから気になるフレーズをご紹介します。

今回はEpisode 05: The Queen of Sheba(女王様)です。AnnaはとあることでDeniseを怒らせてしまいます。ちなみにタイトルに出てくるQueen of Shebaはシバの女王、旧約聖書に出てくる女王ですね。

それではまず瞬間英作文テストです。

  • このファイルをプリントアウトしてもらえますか?
  • (続きで)それを10分以内にやってもらえますか(私にいただけますか)?

正解はこちらです。

  • Would you be able to print out this file for me?
  • Could I have it in the next ten minutes please.

日本語は直訳ではないのですべて一致している必要はありません。

1つめは、もちろんこれ以外にもいろいろな言い方があります。Would you be able to…はかなり丁寧な言い方なので、これでトラブルになるということはありません。ちなみにこのように定型の部分が長めだと(例えばCould you…に比べると長い)、次の動詞を持ってくるまでに時間を稼ぐことができます。会話の時は瞬間的に次の言葉を探す必要があるので、このような時間稼ぎは大切です。I was wondering if you would be able to…なんてするともっと時間が稼げます。ちょっと冗長にもなりがちなのでバランスが大切ですが。I was wondering if you could…くらいがちょうどいいですかね。

2つめのCould I have…も同様の依頼文です。時間稼ぎならI was wondering if I could have…という言い方でもいいと思います。もちろんI was wondering if…を連発するとそれはそれでカッコ悪いので何事もバランスが大切です。

ちなみに今回は「pleaseだけだと丁寧な文にならない」という点がテーマですが、これは日本語に置き換えてもよくわかると思います。上司に向かって、「10分以内にください」というのと「10分以内にいただければありがたいと思っているのですが」とどちらが丁寧か明らかです。というか前者は失礼です。ですので、この感覚は日本人にもわかりやすいはず、と思っています。

http://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/english-at-work/05-polite-requests

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