TOEIC Part 5の難しさ

TOEICテストは、Part 1-6で構成され、Part 5は短い英語の文章の空欄を埋めるリーディング問題となります。

Part 5の難しさはどこにあるのでしょうか。

まず、Part 5はTOEICリーディングパートの攻略上、戦略的に非常に重要なパートです。理由は2つ。

ひとつめは得点源であることです。Part 5ははっきりいってPart 6や7に比べて簡単です。まず形式としてそれぞれ1文を読むだけなので負担が圧倒的に少ないです。さらに、Part 5はひっかけのようなものは基本的になく、純粋に英語の基礎が問われるという点です。したがって、英語の基礎ができていればPart 5は満点に近い得点が期待できます。逆に、英語の基礎ができていないとPart 5はとても苦しいです。そして、Part 5で得点を稼げないのであれば、Part 6や7で得点を稼げるわけもなく、リーディング全体が沈みます。

公式問題集等をしっかりと解いて、自分が間違えやすい傾向をきちんと把握することが重要になります。品詞を選ぶ問題、ボキャブラリーの問題、伸び悩んでいる人はどこかに落とし穴があるはずです。

ふたつめは時間配分です。TOEICのリーディングは75分間ですが、Part 7にたっぷり時間を残すために、Part 5は15分弱で終わらせることが必要になります。素早く解くには、文法のルールをいちいち考えている暇はありません。反射で解いていく必要があります。そういう意味では、頑張って文法事項の「お勉強」をするのではなく、ひたすら多くの英語に触れることの方がかえって近道かもしれません。私は、英語の映画やドラマをほぼ毎日観ていますが、英語の反射神経はこういった習慣で磨かれてきたと思っています。

 

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