TOEIC Part 2の難しさ

TOEICテストは、Part 1-6で構成され、Part 2は短い問いかけを聞いて、これに対する適切な返しを選ぶリスニング問題となります。

Part 2の難しさはどこにあるのでしょうか。

Part 1と同様、文章が短いので、知らない、聞き取れない単語が出てくると、全体の意味が分からなくなる可能性が高いことが挙げられます。長文だと前後の文脈から推測できたり、ひとつの単語自体はそんなに重要でないこともありますが、短い文だとひとつの単語が命取りとなります。

また、Part 1では写真を事前に見ることができるため、ある程度なにが言われるかを想像することができますが、Part 2はノーヒントなので、場面を把握する一瞬の判断力が求められます。

さらに、旧形式のテストの場合、問いかけと答えの流れが教科書どおりのものが大半でしたが、新形式のテストでは、そうとも限らなくなりました。例えば、旧形式ではWhoで始まる疑問文に対しては、その「誰」が答えに、Whereで始まる疑問文に対しては、その「場所」が答えになっていましたが、新形式では、例えば、WhoやWhereの疑問文に対して、It’s not announced yet. とか I’ll ask Mike tomorrrow. といったように、必ずしも教科書通りの受け答えが正解とは限らなくなりました。したがって、その会話がなされている場面を想像し、会話の流れとして自然かどうかを瞬間的に判断する必要があります。

Part 2はテンポよく進むので、仮にわからなかったものがあっても、素早い頭の切り替えが必要です。

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