イギリス英語:ポテトチップス
Chips というと、アメリカ英語ではポテトチップスを指します。日本語と同じ感覚なのでわかりやすいです。
ところが、イギリス英語で Chips というと、いわゆるフライドポテトを指します。イギリス英語ではポテトチップスはCrispsといいます。また、アメリカ英語ではフライトポテトはFrench fryです。
まとめると次のようになります。
日本語 | 米語 | 英語 |
ポテトチップス | Chips | Crisps |
フライドポテト | French fry | Chips |
イギリス名物料理(?)Fish & Chipsでは、ポテトチップスでなくてフライドポテトが出てきますので、そうやって覚えるのも手です。
とにかく、我々にとってはややこしいことこの上ないですが、アメリカ人とイギリス人でも、それぞれ相手方の国に行くとやはり混乱するらしいです。
ちなみにイギリス人はジャガイモが大好きです。日本人で言うところの米みたいなもので、主食扱いです。とくにCrispsが大好きです。普通にランチとして、オフィスでCrispsをボリボリ食べていたりします。私が勤務していたロンドンのオフィスには、 各フロアにCrispsの自販機がありました。
また、イギリスでは、豊富な種類のCrispsが売られていて、スーパーのCrisps売り場はどこも充実しています。トリュフ味のCrispsは絶品でした。
残念ながら日本のメーカーのポテチをロンドンで見ることはありませんでした。日本を代表するポテチメーカーであるカルビーは、イギリス進出をしていますが、「さやえんどう」のイギリス版ブランド「Yushoi」を販売しているのみです。ちなみに、「Yushoi」とは、日本語の「優秀(ゆうしゅう)」と「所為(しょい)」をかけあわせてつくった言葉だそうです。残念ながらイギリスでコンソメパンチを味わうことはできません(なぜか日本食スーパーにもなかった気がします)。
少なくとも味では負けていないと思いますので、是非いつかイギリスのみなさんにも日本のポテチを楽しんでもらいたいものです。