Go? Come?

基本動詞である「go」と「come」。直訳すれば「行く」と「来る」ですが、この使い分けは意外と難しいです。

実際の意味合いとしては、「go」はその会話当事者のいずれもがいない場所に行くとき、「come」はその会話当事者のいずれかがいる場所に行くときに使う、と整理されます。

例えば、上司から部屋に呼ばれて、「今行きます」と言いたい時は、I will come to your office righty away. と日本語では「行く」になるところ、英語では「come」になります。

ロンドン滞在中に現地の友達と待ち合わせをする際に、「遅刻する」という内容の連絡をするときに、ネイティブはみんな I cant’t come on time.というような書き方で連絡があったのですが、私だけ I can’t go on time. 的な返答をしてしまったような記憶があります。

みんなからすると、私は一体どこに行ってしまうのかという気分になったことでしょう。

「go=行く」、「come=来る」という日本語に引っ張られた使い方をしがちですが、話題になっている場所に会話当事者がいるかどうかに気をつけながら使えるとよいと思います。