TOEIC990点への道

本日4/16(日)はイースター。最近は日本でも知名度が上がってきています。欧米諸国ではメジャーなホリデーシーズンで、多くの国では先週末から休みに入っています。

さて、私は2011年7月にTOEIC990点、つまりTOEIC満点を取りました。私の英語勉強ヒストリーを簡単に振り返ってみたいと思います。

私は日本生まれ、日本育ち、普通の学校に通って普通の英語教育を受けてきました。中学1年生で最初に習った英語は、This is a pen. だったと思います(違うかも)。英語は苦手ではありませんでしたが、まあいわゆる普通の日本の英語教育を受けた日本人ということです。

大学2年生のときに初めてTOEICを受けました。点数はL: 280、R: 240、合計520点でした。TOEICを運営するIIBCによれば、2017年3月の平均点はL: 309.8、R: 259.4、合計569.2なので、当時も同様であると仮定すると、中の下といったところでしょうか。

その後就職しましたが、職場で英語を使う機会はゼロ、上司が外国人のはずもなく、英語を使う機会は、たまに行く海外旅行。といっても英語を使えるわけでなく、ただニコニコしているか、いいたいこともいえないこんな世の中状態になっているだけで、英語とはまったくもって無縁の社会人生活を3年半ほど続けました。

そして2007年に転職。新しい職場には数人ではあるものの外国人がおり、英語が堪能な先輩もたくさんいて、社内に英語が飛び交うことも。仕事の内容は日本語が中心であるものの、英語を使う仕事にも(希望すれば)関与できるという環境でした。

英語を避けて通る、ということももちろんできたのですが、転職というちょうど心機一転できるタイミングでもあったので、もう一度英語をやりなおしてみようと決意しました。単純に英語ができると仕事の幅が広がるというのが一番の動機でしたが、この飛び交う英語のやりとりに混ざってみたいという憧れのようなものもありました。さらに、英語がある程度できると、海外駐在員の可能性もあるということもわかり、単なるミーハーではありますが、これも後押しとなりました。

社内ではTOEICが英語の指標になっていました。860点を超えるまでは年一回の受検が義務付けられていました。

実は、採用面接の時に「TOEIC何点?」と聞かれて、大学の時に取ったスコアをすっかり忘れており(履歴書にも書いてなかったのだと思います)「600点くらいだったと思います」と答えてしまっていました。というわけで、まず最低600点を目指すところからスタートしました。

入社して数ヶ月でTOEICを受検することになったので、600点を目指して勉強。本屋で一番売れてそうな本を使ってただなんとなく勉強しました。その結果、610点を取ることができて一安心、となりました。