映画で英語 – TOEIC編

日本人の英語学習者なら避けては通れないTOEIC。賛否両論ありますが、高得点を取っておいて損はありません。

さまざまなTOEIC対策本がありますので、最初のうちはそういった教材で学習してもいいですが、ある程度のレベルに達したら、さらに上を目指すために「ストレッチ」した勉強が必要になります。そのときに、映画で英語は高い効果を発揮します。

なぜなら、作られた教材といわゆる「ガチ」の英語ではまったくレベルが違うからです。映画での英語に慣れてくると、TOEICの英語はスローに聞こえます。これは私が体感したことですが、市販教材ばかり使っていた頃は、その英語が「早すぎてわからない!」と思っていたこともありましたが、映画で英語の世界に浸ってから戻ると「こんなにはっきりゆっくり話していたんだ」と感じました。

決まった目安はありませんが、TOEICで800点を超えたあたりから、「ガチ」の英語を学習に取り入れることをおすすめします。私もTOEIC 800点を超えたあたりから映画で英語学習を取り入れて、約1年間で930点まで達成することができました。その後約2年間で990点まで達成しましたが、TOEIC教材だけを続けていたらもっと時間がかかっていたと思います。

英語学習の目標は各々違うでしょうが、「円滑な英語でのコミュニケーション」を挙げる方は多いと思います。TOEICの点数が就職や職場で求められることもあると思いますが、TOEICはあくまで通過点で、TOEICで高得点を取得することを目標とすべきではありません。自分の目標を見失わないことが大切です。それが英語でのコミュニケーションであるならば、映画ほど適した教材はないはずです。