映画で英語 – ライティング編

映画で英語を勉強するとライティングに効果はあるのでしょうか。

映画で英語を勉強する場合、主に強化できるのはリスニングとスピーキングだと思っています。そもそも、「話し言葉」や「書き言葉」という言葉があるくらい、両者は異なります。映画で覚えた表現をそのままライティングに使うと痛い目にあうこともあるかもしれません。

ただ、ライティングへ応用できるとしたら、Eメールの表現が広がるといった点が挙げられるかと思います。Eメールで使う表現は(時と場合にもよりますが)口語の表現に近い感覚もあるため、「話し言葉」をほぼそのまま使えることもあります。

例えば、「持っている」は当然 have ですが、口語では have got もよく使われます(文法的には現在完了に見えますが、意味としては現在形で、特にイギリス英語でよく使われます)。でもフォーマルな文章で have got が使われることはまずありません。ところが社内のEメール等であれば、口語の感覚で have got を使うことも多いです。

英語でライティングする機会の大部分がEメールという方も多いと思いますが、その場合は映画で英語学習の効果を十分に発揮することができます。