RとLの発音

日本人の英語学習者にとって鬼門のRとLの発音の違い。

一口に違いといっても、RとLがそれぞれ単語のどこに位置するかによっても判別のしやすさがだいぶ違うかと思います。

語頭にこれらが来る場合は、比較的わかりやすいかと思います。例えば、rowとlowなんかがありますが、それぞれの特徴(Rだと巻き舌、Lだと口の裏側の上側の舌をくっつける)がはっきりと表れるためです。

逆に語中に来る場合、違いが分かりづらくなります。例えば、correctとcollectなんかがありますが、それぞれの特徴が語中に紛れてしまい、一瞬しか出てこないからだと分析しています。結局、会話の中では前後の文脈から判断しています。

昔、あるネイティブの知人から「今夜はカニ食べよう」と言われた時に(上海出張中だったので)、「え?クラブ行くの?」と聞き返したら、見事に not club, crabと返されてしまいました。その後、crabとclubを何回か言ってもらいましたが、よっぽど集中しないとRとLの違いはわかりませんでした(この二語は母音も違うのでそこで区別をつけることもできますが)。ネイティブ的には「全然違う」らしいですが…

中にはこういう違いがすっと分かる方もいらっしゃると思います。でも、もし違いがわからない場合、何回も聞いて少しずつ慣れていくしかないんでしょうね。

RとLの発音” に対して 2 件のコメントがあります

  1. エマユ より:

    こんばんは。clubとcrabの判別確かに難しいですよね。
    ところで「今夜はカニを食べよう」とのお誘いであれば、食べる=カニという連想ができるのかと思ったのですが、実際にはどの様な英語フレーズだったのでしょうか?

    1. BALLOON より:

      エマユさん、こんばんは。
      確か “Wanna go for crab?” のようなかなりくだけた言い方だったと思います。ちょっと正確ではないかもしれません。いずれにせよ一瞬のことなのでそのような状況でRとLの区別するのはなかなか難しかったです。

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