TOEIC990点への道 – その10:TOEIC900点の世界?
いろいろな英語勉強方法を試し、最後に「映画で英語」にいきつきました。そしてTOEIC900点を達成。
1年前英語の勉強をやり直そうと決意して受験したTOEICは610点。そのころはTOEIC900点なんてとれたらもう英語なんてなんでもわかるんだろうなあと思っていました。
実際TOEIC900点取ってみて…
映画の英語なんて初見ではほとんどわかりません(苦笑
単語が難しいわけではありません。こじゃれたイディオムをつかっているわけではありません。すべてわかる単語、すべてわかる文法でも、なんか聞き取れない。TOEIC英語と「ガチ英語」にはそれほどの差があるのです。それでも「プラダを着た悪魔」で勉強したように、同じチャプターを10回も20回も繰り返し聴いていると、さすがに慣れて最終的にはほとんど聞こえるようになります。もちろん内容を覚えてしまうという面もありますが、それだけでなく、ちゃんと音として明確に聞こえるようになります。
要はまだまだ「ガチ英語」への瞬発力が圧倒的に足りないのです。内容としては本来分かるはずなのに、初見では頭の処理スピードがまったくついていっていないのです。
映画のスクリプトをじっくり読めば、カジュアルなジャンルであれば7-8割わかると思います。英語字幕付きでリアルスピード見るとこれがおそらく4-5割になり、字幕なしで観ると1-2割に落ちるようなイメージかと思います。
TOEIC900点とは、「ガチ英語」の世界ではまだまだスタート地点ということなのです。